はいどうもー!毎度看太郎です!
新人の頃、クランプを忘れて床をおしっこでビタビタにした犯人は私です。
と言うことで、看護師あるあるなんかちょくちょく入れていこうかなと思います看太郎です!笑
と言うことで、今回は尿量の指示について書いていきます!
尿量の基準値知ってますか?
答えは、、、、
つまり体重50㎏の方なら1時間で25mlの尿量が基準となります!
この場合だと24時間で600mlで少ないか?と思いますが、あくまで基準なので、点滴量や飲水量、食事量、発熱、疾患など様々な要因で変わってきます!
看護師さんは尿の性状をよく見ていると思いますが、患者さんのところへ行くときは尿量も確認するようにしましょう!
尿量維持=循環の維持
尿量維持は、循環の維持においてとても大切です!
0.5ml×Kg(体重)/時の尿量がない場合、脱水が考えられますし、術後なら循環血液量の減少による腎不全やショックなどの重大な合併症を招く危険性も考えられます。
尿量減少時の対応
尿量減少時の対応としては、病棟では補液を行う場合と利尿薬を投与する場合があると思います。
尿量が0.5ml/kg/時以上出てない場合、治療としては0.5ml/kg/時以上の尿量確保が目標になります!
その為にはなぜ尿量が減ったのか?の原因をアセスメントする必要があります!
急性腎障害の場合(AKI)の場合、
48時間地内に血清クレアチニン(sCr)が0.3mg/dl以上増加
(sCr)が基準の1.5倍以上増加
尿量0.5ml/kg/時が6時間にわたり続いていること
をまず満たしているかどうかを見ていきます。
その後は、腹部CTで腎盂が拡張していないかなど見て、バルーンのつまりや前立腺肥大によって、おしっこが出にくくなっていないか?を確認(腎後性)か
血圧低下していないか?細胞外液量低下していないか?脱水?心機能低下?尿Na排泄できていないか?(腎前性)か
尿検査をして(尿中Naが増加しているなど)腎性か
の順に原因を突き止めていきます!
突き止めたら、それぞれ治療が開始になります。が基本的には尿量低下に対し利尿薬は推奨されていません。
例えば、敗血症性ショックなどでの初期では、血管透過性亢進により血管内に水分が不足している状況です。
この状況では腎前性による乏尿状態なので利尿薬は禁忌です!
この場合は大量輸液を行う事が治療基本となっています!
今回は病棟の新人さんから尿量の基準値について教えて欲しいとの事だったので、尿量の基準値についてと腎不全少しだけ触れました!
腎不全は奥が深く、まだまだこんなものでは理解したことになりませんが、尿量を観察していく中でどうゆう疾患に結びつくのかな?という意味では、腎不全は理解しておきましょう!
これから少しずつ疾患別の看護やその根拠考え方なども記事にしていけたらなと思います!
ということで!今回の記事も読んでいただきありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう! 今日が一番若い日!
少しずつ看護の知識をつけてQOL爆上げしていきましょう~!
看太郎でした!!